バレーボールや陸上競技での膝の痛み、オスグッドかも？

オスグッド病は、「膝の下が少し出っ張って痛いけど、まだ動けるから大丈夫」「そのうち成長とともに治るだろう」と軽く考えられがちですが、適切なケアをせずに放置すると、膝下の腱や骨に繰り返し負担がかかり、痛みが長引いたり、ジャンプやダッシュ、正座などの動作に支障が出る原因になります。

「痛いから無理をしないように」とフォームを崩して動き続けたり、逆に無理にトレーニングを重ねたり自己流のマッサージを行うことで、かえって炎症が広がったり、身体の使い方のクセが強まって再発しやすくなることもあります。

大切なのは、炎症を抑えながら、膝への負担を最小限に抑えるフォームや身体の使い方を整え、自然な回復を促すこと。
特に成長期の学生や部活生は、骨や腱が未成熟なため、早めの対応がとても重要です。

「膝の下が常に痛い」「練習後にズキズキする」「少し休むと良くなるけど、すぐ痛みが戻る」などの違和感がある方は、早めに状態を確認し、的確なケアを受けることが、競技を長く続けるためのポイントになります。

初期対応が、再発予防とパフォーマンス維持のカギとなります。

オスグッド・シュラッター病とは、成長期に多くみられる膝のスポーツ障害で、膝のお皿の下にある「脛骨粗面（けいこつそめん）」という部分に繰り返し負担がかかることで、腱が骨を引っ張り、炎症や痛みが起こる状態です。
特にサッカー、バスケットボール、バレーボール、陸上競技などのように、ジャンプやダッシュ、急停止の動作が多い競技に多く見られます。

「膝の下が少し出てきたけど、まだ動けるから大丈夫」と軽く見られがちですが、初期対応を誤ると、膝の曲げ伸ばし時の痛みや運動後の違和感、正座や階段の昇り降りにも支障が出ることがあります。

主な症状は、膝のお皿の下にある出っ張り部分の痛みや腫れ、押したときの圧痛、ジャンプ・ダッシュ時のズキッとした痛みなど。
痛みをかばうことでフォームが崩れ、プレーの質の低下にもつながってしまうことも少なくありません。

そのまま放置すると、炎症の慢性化や骨の変形が残ってしまう可能性もあるため、「なんかおかしい」と感じた段階で、早めに状態をチェックし、適切な施術を受けることが重要です。

オスグッド・シュラッター病は、成長期だからこそ早期対応が鍵となります。
膝の違和感を感じたら、まずは専門家にご相談ください。

整形外科では、膝の痛みに対してレントゲンやMRIなどの画像検査が行われ、「骨に異常はありません」と伝えられ、湿布や痛み止めの処方、安静の指示で様子をみるというケースも少なくありません。
しかし実際には、画像には映らない膝下の腱やその周囲の筋肉・靭帯の炎症、繰り返しかかる負担や成長期特有の骨の変化、身体の使い方のクセなどが原因で、痛みや違和感がなかなか取れないこともあります。

「このまま部活を続けていいのか…」と、不安を感じながら過ごしている学生の方や保護者の方も少なくありません。

よこお整骨院では、膝の出っ張り部分の炎症や腱の状態、膝関節周囲の筋肉のバランス、走り方・ジャンプ・着地などの動作のクセまで丁寧に確認し、原因をわかりやすくご説明したうえで施術を進めていきます。

薬や湿布に頼りきらず、身体が本来持っている回復力を引き出す保存的な施術で、炎症を抑えつつ膝への負担を軽減し、再発しにくい身体の使い方へ導きます。
フォームや姿勢の改善までサポートしながら、痛みの改善と競技パフォーマンスの維持を両立できるよう取り組んでいます。

「練習後にいつも膝の下がズキズキする」「一度引いたけど、すぐにまた痛くなる」
そんなお悩みにも、部活生から保護者の方まで幅広くご相談をいただいています。

オスグッドは早期の対応が回復と再発予防のカギになります。気になる症状がある方は、ぜひお早めにご相談ください。