首・肩・腕の不調は頚肩腕症候群かも

頚肩腕症候群は、「少し肩が重いだけ」「デスクワークの疲れかな」と軽く考えられがちですが、適切なケアをせずに放っておくと、首や肩、腕の筋肉や神経への負担が蓄積し、痛み・しびれ・だるさなどの症状が長引くことがあります。

「腕がだるいからあまり動かさない」という状態が続くと、筋力低下や関節の動きの悪化につながり、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。
逆に、無理に動かしたりマッサージを受けたりすることで、かえって症状が悪化したり、慢性化してしまうこともあります。

大切なのは、神経や筋肉に過度な刺激を与えず、首・肩・腕のバランスを整えながら自然な回復を促すケアを受けること。
「しびれが続いている」「だるさや力の入りにくさが取れない」などのお悩みがある方は、早めの対応が症状の改善への近道です。

頚肩腕症候群とは、首から肩・腕にかけての神経や筋肉が過度な負担を受けることで、痛み・しびれ・重だるさなどが慢性的に続いてしまう状態を指します。
長時間のデスクワークやスマホ操作、同じ姿勢の維持、身体の使い方のクセなどが主な原因で、神経や筋肉にストレスがかかり続けることで発症します。

「ちょっと肩がこっているだけ」と軽く見られがちですが、初期のうちに適切な対処をしないと、腕のしびれ・力の入りにくさ・睡眠の質の低下など、日常生活に支障が出るほどの症状に進行することもあります。

主な症状としては、肩や腕の痛み・しびれ・重だるさ、手の動かしにくさ、首まわりの筋肉の緊張、頭痛や集中力の低下などが挙げられます。
特に、症状が現れてから時間が経つほど、改善までに時間がかかる傾向があり、慢性化や再発のリスクも高まります。

「これくらいなら我慢できる」と無理を続ける前に、首・肩・腕の状態を正しく評価し、原因に合わせたケアを早めに受けることが、回復と予防の第一歩となります。

整形外科では、頚肩腕症候群のような症状に対してレントゲンやMRIなどの画像検査が行われますが、「骨に異常はありません」と伝えられ、湿布や痛み止め、安静の指示だけで終わってしまうケースも少なくありません。
しかし、画像には映らない筋肉や神経、関節まわりの機能不全が原因となって、首・肩・腕の痛みやしびれが長引くことも多く、「このままで本当に良くなるのか…」と不安を感じたまま過ごされている方も多くいらっしゃいます。

よこお整骨院では、首・肩・腕の筋肉や神経の緊張、姿勢や日常の動作との関係まで丁寧に評価し、症状の根本原因をわかりやすくご説明したうえで施術を行っています。

薬や湿布に頼りすぎず、身体本来の回復力を活かした保存的な施術によって、負担のかかっている部位を整え、神経の過敏さをやわらげながら再発や慢性化を予防していくことを目指しています。

「首や肩の重さがずっと取れない」「腕のしびれが強くなってきた」など、日常に支障が出る前に、どうぞお気軽にご相談ください。